睡眠と意思決定|経営者が重要な判断の前に見直したいこと

睡眠時間と睡眠休養感を、経営者のコンディション管理と重要な意思決定の準備にどう組み込むかを整理します。

SHORT ANSWER

先に結論

重要な意思決定が続く時期ほど、睡眠時間だけでなく、目覚めたときに休まった感覚があるかも確認します。睡眠不足や強い眠気をサプリメントだけで補おうとせず、判断する時間帯や休息の取り方を含めて予定を整えることが大切です。

この記事の要点

  • 重要な判断の前日は睡眠時間を予定として確保する
  • 朝の睡眠休養感と日中の眠気を記録する
  • 睡眠の問題が続く場合は医療機関へ相談する
01

睡眠を意思決定の前提条件として扱う

厚生労働省の睡眠ガイド2023では、睡眠時間の確保に加えて、睡眠で休養がとれている感覚も重視されています。会議や交渉を詰め込むだけでなく、判断する本人の状態を予定に含めて考えます。

全断眠を扱ったヒト実験では、結果のフィードバックを受けて判断を更新する課題への影響が報告されています。ただし、極端な全断眠の結果を、日常的な睡眠不足や個別の経営成果へそのまま当てはめることはできません。

02

毎週確認する3つの項目

細かな睡眠計測を続けられない場合は、確認項目を絞ります。

  • おおよその就寝・起床時刻
  • 起床時に休まった感覚があるか
  • 日中に強い眠気や集中しづらさがあるか
03

サプリメントより先に相談すべき場合

十分な時間を確保しても休養感がない、日中の強い眠気が続く、いびきや呼吸の停止を指摘された場合などは、自己判断で対処を続けず医療機関へ相談してください。

本記事は診断を目的としません。体調や睡眠の問題が続く場合は医師へご相談ください。
EVIDENCE & SOURCES

根拠・参考文献

  1. 公的機関睡眠ガイド2023(厚生労働省)参照日:2026年9月17日
  2. 査読論文全断眠とフィードバックを伴う意思決定の実験研究(PubMed)参照日:2026年9月17日